⽇本フェィウィックは、クラッチ/ブレーキを主体とした産業⽤機械部品とグリップの輸出入と販売・アフターサービスを行う技術商社です。
産業⽤クラッチ/ブレーキとゴルフグリップ、2つの全く異なる製品を販売するユニークな会社、それが⽇本フェィウィックです。
当社の歴史は第二次世界大戦後、米軍の飛行機・ジープ等の修理をしていたビクターオート㈱にまで遡ります。
創業者の藤田譲次氏は、米海軍の上陸用舟艇に使用されていたエアークラッチを考案、製造販売していた
Thomas L. Fawick氏と米国防総省で出会い、日本における販売権を得ました。
1954年、当社の前身であるビクターオート㈱にて、「Airflex」クラッチ/ブレーキの輸入販売を開始。
1962年には氏の名前を冠した日本フェィウィック㈱として独立し現在に至ります。
Fawick氏は実業家であると同時に発明家でもあり、クラッチ/ブレーキのみならず、
趣味のゴルフにおいても当時主流であった革製グリップに代わるラバー製グリップを発明しました。
そして1947年に世界で初めてラバー製ゴルフ用グリップ「Golf Pride」を発売しました。
すでにクラッチ/ブレーキの輸入販売で繋がりのあった当社は、1964年より、「Golf Pride」グリップの輸入販売を開始しました。
Fawick氏との運命的な出会いを経て、当社は産業用クラッチ/ブレーキとゴルフグリップという
2つの全く異なる製品を販売するユニークな会社となりました。